Title : BOb & JOlt
Artist : BO-JO
No : BJCD-0003
Price : ¥2625(税込み)
Release : 1997/4/21
強烈に逸脱的なピアニズムを武器とする田中信正と、解剖学的にヴォイスを表現する荒井皆子、リズムの“エッシャー”を目指す松井秋彦。「彗星の軌道が一点で出会ってしまった(佐藤允彦)」というトリオ「BO-JO」のサウンドは、ジャズの名曲たちを素材に、テンションの高い疾走感や浮遊感を、21拍子のなどアクロバット的に描くのが持ち味。通常、グループというものは音楽上の考えを同じくする何人かが集まってできあがるものだが、《BO-JO》の三人は三人とも全く異なる指向性を持っているのだ。三個の彗星の軌道が一点で出会ってしまった、とでも言うべきか。実際、田中信正のハーモニー(と呼ぶべきか)、あるいは音の集合に関しては、彼に内在する色彩感覚をDNAのレベルまで遡って解明しない限り論評はできないし、松井秋彦のパルスを一時的に捕らえ得たと思っても、それはたちまちのうちに変容しているのだ。このふたりの接点、あるいは《BO-JO》を実体化させる蝕媒(あるいは霊媒!?)が荒井皆子である。放置すれば宇宙の彼方に拡散してしまう三人(つまり彼女自身を含む)をグループとしてつなぎ止めているバランス感覚および忍耐力はなかなかのものだ。彼等がこのアルバムで取り上げたのはジャズの名曲ばかりだが、《BO-JO》の音楽の持つベクトルの特異性(彼等にとっては日常的な)を一層明確に捕らえたい向きには、それぞれの曲のもとの形を他のCDなどで参照して下さることをお勧めする。
Musician & Personnel
荒井皆子:vocal
田中信正:piano
松井秋彦:percussion
| Song title | Music/Words | Time | iTunes | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Syeeda's Song Flute | J. Coltrane | 0:06:13 | |
| 2 | Nefertiti | W. Shorter | 0:04:39 | |
| 3 | On Green Dolphin Street | B. Kaper, N. Washington | 0:07:37 | |
| 4 | Misty | E. garner | 0:07:15 | |
| 5 | Maiden Voyage | H. hancock, M. Murphy | 0:10:37 | |
| 6 | Four | M. Davis, J. Hendricks | 0:04:59 | |
| 7 | Milestones | M. davis, J. Britt | 0:04:55 | |
| 8 | Summertime | G. Gershwin, D. heyward | 0:05:46 |
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